●ランプの種類と経済性 |
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ランプには蛍光灯、白熱灯、電球型蛍光灯の3種類があります。それぞれの長所があり、どこに何を使うかは家を建てる前に考えておくのが理想です。 経済性を考えるときは、消費電力だけでなくランプの交換費用も計算に入れなければなりません。ランプが安い白熱灯は消費電力が高く、電球型蛍光灯はランプ代が高いけれど消費電力は安いという逆の関係。点滅の多いところでは白熱灯、長時間利用のところでは蛍光灯タイプというのが大きな判断基準です。 |
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●8〜10畳の器具での比較 |
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1時間当たり |
1ヶ月当たり |
5年後 |
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白熱灯シャンデリア60W×6灯 (消費電力360W) |
約7.9円 |
約1,422円 |
合計93,480円
ランプ代8,160円(取替4回分) 電気代85,320円 |
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電球形蛍光灯シャンデリア14W×6灯 (消費電力84W) |
約1.8円 |
約324円 |
合計30,240円
ランプ代10,800円(取替1回分) 電気代19,240円 |
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インバータ シーリングライト30W×3灯 (消費電力90W) |
約1.9円 |
約342円 |
合計23,520円
ランプ代3,000円(取替4回分) 電気代20,520円 |
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※22円/KWhの電気料金の場合。なお、電気料金は各電力会社によって異なります。 |
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●お部屋ごとの経済特性 |
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■蛍光灯と白熱灯の使い分け
部屋の区分 |
蛍光灯 |
白熱灯 |
座敷 |
全般照明 |
◎ |
◎ |
床の間・飾り棚 |
◎ |
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居間・応接間 |
全般照明 |
◎ |
◎ |
ブラケット |
○ |
◎ |
アクセント照明 |
○ |
◎ |
カーテン照明 |
◎ |
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寝室 |
全般照明 |
◎ |
◎ |
ベッドライト |
○ |
◎ |
書斎・勉強部屋 |
全般照明 |
◎ |
○ |
卓上スタンド |
◎ |
◎ |
食堂・台所 |
全般照明 |
○ |
○ |
食卓灯 |
◎ |
◎ |
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調理台・流し元灯 |
◎ |
○ |
洗面所・浴室 |
全般照明 |
◎ |
◎ |
ミラーライト |
◎ |
○ |
廊下・階段 |
全般照明 |
○ |
◎ |
常夜灯 |
○ |
◎ |
玄関 |
全般照明 |
○ |
◎ |
ブラケット |
○ |
◎ |
ポーチ・門 |
ポーチ灯、門灯、表札灯 |
◎ |
○ |
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◎は部屋の用途に最適なランプ ○部屋の用途にあったランプ |
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■「インバータ点灯」とは
蛍光灯はランプの中の水銀原子と電極から飛び出した熱電子が衝突して光ります。インバータは電流の周波数を引き上げ、電子の衝突を増やすことで、一般の点灯方式の蛍光灯に比べ同じ電気代で明るさを約25%もアップします。同じ明るさであれば電気代が約20%もお得になります。 チラツキをカットして目に優しいあかりを実現。 50/60ヘルツの電気を使う日本では、蛍光灯は毎秒100回〜120回点滅し、人はこれを「チラツキ」と感じます。インバータは約5万ヘルツの高周波で点灯してチラツキをカット。目が疲れにくく優しい光に変えます。
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